solarmaster

「ソーラーモニター プレミアム / プレミアム with String」は、50kW~2MW未満の高圧連系太陽光発電システムの全発電量・パワーコンディショナー(・ストリング)遠隔監視サービスです。「電力メーター(パルス信号)・パワコン・接続箱通信」「気象データ」「クラウドサービス」を採用することで、低価格で的確な発電監視を提供いたします。

SolarMonitorシリーズ総合サイト
出力制御対応について

発電監視サービスの必要性

太陽光発電システムにおける発電事業は、当初の予想発電量から収支計算を行い事業計画を策定します。しかしながら買取期間が20年間と長期のため、モジュールやシステムのトラブルで発電低下した場合、早期に発見ができなければ売電収入が減少するリスクを持っています。例えば、20kWの太陽光発電システムで、トラブルにより、1ヶ月間売電できなかった場合、約7~8万円の損失となります。独立行政法人産業総合研究所の調査では発電開始10年以内での太陽光パネルの不具合は13%、パワーコンディショナーの不具合は17%の報告もあり、売電事業に対するリスクを回避するために、発電監視や定期的な保守メンテナンスは不可欠です。

発電所保護継電器監視と発電監視アルゴリズムを搭載

パワーコンディショナーからのデータ取得による保護継電器監視を行い障害発生時には電気主任技術者等に緊急アラートメールを送信します。電力メーター(パルス信号)やパワーコンディショナーの電力情報と気象データ情報から、独自のアルゴリズム(特許出願中)により発電監視を行い、異常時にはメールでアラートを送信します。

ストリング単位で遠隔監視をおこなうことで、トラブル・故障時の現地対応を迅速に対応することができます。

充実した発電レポート機能

日次・週次・月次・年次の発電レポートを定期的にメールで自動配信します。また、CSV形式でのデータ出力も可能です。設置企業の年度に合わせて出力できる年次の発電レポートでは、当初事業計画のベースとなった発電シミュレーション値との比較も可能です。

デザイン性・多様性に優れたリアルタイムモニター機能

リアルタイムに発電状況を表示する「サイネージ」は、1画面表示と5画面表示の2タイプをご用意していますので用途によって使い分けることが可能です。ブラウザによる表示のため、PC・タブレット・スマートフォンなどの様々なデバイスを通してご覧いただけます。
*下記の画面は、弊社南阿蘇ソーラーファーム第Ⅳ発電所(31.5kW)の発電状況をリアルタイムに表示しており、1分間隔でデータがアップデートされます。*ブラウザは、Google Chrome、Internet Explorer Ver.10をご使用ください。

複数の太陽光発電システムを一括管理

ソーラーモニター専用サイトで複数の太陽光発電システムを一覧表形式で稼働状態を確認することができます。また、各発電所をクリックするだけで詳細情報を確認することができます。

パワーコンディショナー監視機能

弊社独自開発のPCS監視アルゴリズム(特許出願中)によりパワーコンディショナーからのデータ取得による保護継電器監視を行ない、障害発生時には緊急アラートメールを送信します。パワーコンディショナー監視における、監視対象メーカーも国内外十数社以上のメーカーに対応し、故障・トラブル時における故障トラブルの詳細内容も確認することができます。

ストリング監視機能

接続箱・計測ユニットから、各ストリングの電流値、接続箱の電圧・状態値を取得し、ストリング単位で監視を行い、障害発生時には緊急アラートメールを送信します。また、ストリングの相対比較、過去のストリングデータ比較を行い、ある一定以上の電流値低下が発生した場合にアラートメールを送信します。

【対応接続箱・計測ユニットメーカー】(株)クリーンエナジージャパン、ZTE Quantum Japan(株)、タケモトデンキ(株)、日東工業(株)住友電気工業(株) 

設置機器一覧

・電子式電力メーターでパルス出力用端子がある場合は、パルス検出器は必要ありません。(その場合は、電力メーターとF-MPC I/Oユニット(デジタル入出力機器)を直接接続します。 )
・パルス検出部とF-MPC I/Oユニットは、CVVS(2芯、1.25㎜以上)ケーブルをご用意ください。
・設置機器には日射計・温度計・収納ボックス・CVVSケーブル、設置工事は含まれていません。
・設置機器には、100VAC電源が必要となりますのでコンセントを配置ください。
・機器の保証期間は1年間となります。2年目以降で機器が故障した場合は、有償交換となります。
・3G通信モジュールは、NTTFOMA回線を使用しています。
・光回線・ADSL等の回線にも対応可能です。その場合は機器構成が変更となります。
・パルス検出器、デジタル入出力、3G通信モジュールは、弊社にて通信等の初期設定を行ない納品します。

パルス検出器について
・売電用電力メーターにパルス出力機能が搭載されている必要があります。
・電力メーターからパルス出力を行う場合、事前に電力会社に相談する必要があります。
・関西電力管内において電力メーターが「電力受給用複合計器」を使用されている場合は「FX3A」を使用します。

パワーコンディショナー(PCS)との通信について
・PCSは、RS485通信機能を持ち、複数台のPCSと通信連携できる必要があります。
・PCSメーカーからのRS485通信プロトコルの情報開示が必要となります。

パンフレット ダウンロード

高圧用太陽光発電監視サービス「ソーラーモニター プレミアム / プレミアム with String」のパンフレットがダウンロードできます。 (PDF:5.62MB / 5.65MB)

solar-om-manager
solar-om-manager

提供方法

・ソーラーモニター提携契約を締結した太陽光発電システム販売施工店及び保守・メンテナンス企業を通してサービスを提供いたします。
・ご提供価格、設置等につきましてご契約の販売施工店若しくは保守・メンテナンス企業にお問合せください。

SolarMonitor 使用約款

システム要件

接続環境
インターネットへの常時接続
OS
Microsoft Windows Vista/7/8
表計算ソフト
Microsoft(R) Excel(R) 2003/2007/2010
ブラウザー
Internet Explorer(R) 8/9/10
CPU
Pentium4以上
メモリ
512MB以上
ハードディスク
500MB以上
CRT
1024×768以上の解像度
サイネージ画面
Google Chromeを推奨(iPad等ではSafari を推奨)

*上記システム要件以外の製品で活用した場合は、ファイルの破損等のトラブルが発生致します。その場合はサポート対象外となりますので予めご了承ください。