太陽光エネルギー

無尽蔵の太陽光エネルギー

地球から約1億5千万キロメートル離れた位置にある太陽は、核融合反応によって輝いています。
そして、太陽から地球に降り注ぐ光エネルギーは、18万テラワットにも及びます。このうち30%ほどは大気や雲で反射されますが、地上に到達する光エネルギーは、12.6万テラワットに達します。
もしも、この光エネルギーをすべて電気に変えることができれば、たった1時間の日射量で全人類が消費する1年間のエネルギーをまかなうことができると言われています。

太陽電池とは

太陽電池は、1954年にアメリカのベル研究所によって原型が発明され、1992年頃から一般住宅への設置が始まりました。
太陽電池は、「熱」ではなく「光」によって自由電子が発生し発電する仕組みを持っており、結晶シリコンを使用した太陽電池が変換効率が高いことから現在の主流となっています。
近年では、シースルーも可能な「アモルファスシリコン(薄膜シリコン)太陽電池」、発電効率の理論的限界値が最も高い「化合物系太陽電池」、マルチカラーでインテリアやポスターに使用できる「色素増感太陽電池」、印刷技術で安価に大量生産が可能な「有機薄膜太陽電池」といった、多種多彩な太陽電池が研究開発されています。

太陽光発電システムの6つの利点

    CO2を排出しないため、環境に優しく地球温暖化防止に貢献できる。

    発電した電気で光熱費を削減できる。

    発電した電気のうち自家消費分を差引いた余りの電気(余剰電力)を売ることができる。

    省エネルギーの生活習慣が身につく。

    設置屋根下の部屋が、夏場は温度が下がり、冬は暖かくなる。

    災害時の停電などにも強い。