弊社サービスからメールで送信されるアラートの意味と解決方法を解説します。

  • 発電状況確認のお知らせ

    2つのパターンがございます。

    1. 想定発電量と実発電量の比較

    実発電量が、想定発電量と比べて[異常発電係数(例:80%)]を下回っている日が[連続異常発電期間(例:3日間)]続くとアラートメールが発報されます。
    実発電量が低くなる理由は電力会社の出力制御、天候の影響、雑草の伸びの影響など、現地状況によって様々です。
    想定発電量は、出力制御、障害物による影、積雪の影響等は考慮しておりません。現地に日射を妨げる障害物がある場合は、想定発電量が実際よりも高く計算されてしまうことがございます。その際は別途調整いたしますので、ご相談ください。

    2. 日射量がある状態での発電量0kWh(緊急アラート)

    発電所近隣の観測所データ(もしくは現地日射計)では一定の日射量(350W/㎡)以上を観測している時間帯だったにも関わらず、発電量が0kWhだった際に発報されます。現地発電設備内の不具合のほか、影や積雪等によっても発報される可能性がございます。

  • PCS相対異常のお知らせ

    PCSごとの監視をされている場合、それぞれの電流値・電圧値を相対比較しており、値に一定以上の差が出ていないかチェックしています。

    【電流の相対異常】

    PCSごとの電流値に差が出る場合は、接続しているパネル枚数の差異や、影などの影響で日射の当たり方が異なる場合など様々な要因が考えられます。
    そのため、PCSごとの1日の電流値合計をパネル枚数で割った[パネル単体電流]を相対比較し、一番高いPCSを100%としたときに[PCS相対異常発電係数(例:80%)]を下回るPCSがある場合は、PCS相対異常と表記しています。

    【電圧の相対異常】

    PCSごと電圧値に差が出る場合は、電圧抑制やPCS整定値の違いなど、様々な要因が考えられます。
    そのため、PCSごとの1日の平均電圧が、PCS全台の平均電圧と比べた時に[PCS電圧異常乖離係数(例:10%)]以上のかい離があった場合、「電圧かい離」と表記しています。

  • PCS状態確認のお知らせ

    各PCSの監視をしている場合、PCSの状態値が異常・停止・警告など、正常ではない場合にアラートメールが発報されます。
    すぐに復旧する場合は様子を見ていただければと存じますが、正常ではない状態が継続したり頻度が多い場合は、現地のPCS状況をご確認いただいたり、PCSメーカーや販売店へご相談いただくことをお勧めいたします。

  • 正常稼働のご案内

    機器の状態が正常に戻った際に送信されます。

  • 通信不通のお知らせ

    現地のメーターやPCS等との通信が途絶え、遠隔監視によるデータ取得ができなかった場合にお知らせしております。
    すぐに復旧する場合は様子を見ていただければと存じますが、継続する場合は、現地に設置されている通信機器の電源落ちや、アンテナ・通信ケーブルの断線等、様々な要因が考えられます。原因不明の通信不通が継続する場合は、状況をご確認いたしますので、弊社へご連絡いただけますと幸いです。

    関連項目

  • 通信復旧のご案内

    通信不通が復旧した際に送信されます。

  • ストリング電流・電圧状態確認のお知らせ

    発電所近隣の観測所データ(もしくは現地日射計)では一定の日射量(350W/㎡)以上を観測している時間帯だったにも関わらず、電流値(A)か電圧値(V)が0だった際に発報されます。現地発電設備内の不具合のほか、影や積雪等によっても発報される可能性がございます。

  • ストリング状態確認のお知らせ

    接続箱で設定されている過負荷電圧異常や、避雷による破壊が発生した場合に発報されます。

  • 周辺設備状態確認のお知らせ

    接点監視を行っている周辺設備の異常を検知した際に発報されます。

  • 消費電力機器通信不通のお知らせ(ソーラーモニターオフグリッド)

    太陽光供給電力量や購入電力量等、消費電力を計測している機器のデータが取れなくなった際に発報されます。

  • 購入電力超過のお知らせ(ソーラーモニターオフグリッド)

    申込時に登録いただいた施設の契約電力の値を、購入電力が超過した際に発報されます。